今回は、テレビ東京の社長や会長の秘書をしている南さんです。下の写真は報道時代の台風中継ですね。警視庁担当記者として「ガイアの夜明け」で解説もしていたんですよね？

File.34　南早紀（年齢：20代）
所属：秘書室
仕事内容：会長や社長の秘書として、社内の各セクションや、社外の方との連絡・調整をおこなっています。初配属は営業局で、報道局を経て、4月にいまの部署に異動しました。

吐きそうなほど緊張した「ガイアの夜明け」

Q1．テレ東のどんなところが好きですか？

「とりあえずやってみよう」とチャンスを与えてもらえるところです。

人が少ないことの裏返しでもありますが、報道に異動した2日目には、ひとりで現場に取材にいきました。

警視庁担当の記者になってからは、「詐欺の手口は日々新しくなっているのになかなか細かいことが伝えられないなぁ…」と思い、ベテラン記者のアドバイスで、手書きのフリップを作ってYoutubeに詐欺の手口を伝える動画をつくっていました。

手作り感は否めませんが、その分スピード感のある対応ができたかなと思います。

↑その中でも再生回数が多いタイトル。自分の経験をきっかけに取材した企画でしたが、コメントを見ると、同じように「ワン切り」不在着信をきっかけに検索している方が多い様子。

ほかにも、「テレ東NEWS」では、日々のニュースだけでなく、記者が顔出しでの各ジャンルの解説動画を出しています。

この企画をきっかけに、「ガイアの夜明け」で詐欺をテーマにした回の取材をさせてもらったり、スタジオで解説させてもらったり、やる前は、荷が重い・・・と緊張して胃が痛いことも多いのですが、小さな失敗は許容して経験を積ませてくれるところが、この会社の好きなところです。

↑吐きそうなほど緊張したスタジオのリハーサル

他局のカメラマンに「脚立の子」と覚えてもらった

Q2．「これって、テレ東っぽい！」と感じた“テレ東あるある”エピソードを教えてください！

カメラマンも少ないテレ東では、記者がデジカメを持って現場に撮影に行くことも多々あります。

警視庁担当の記者時代、撮影のために、ある現場に向かうと、そびえたつ壁の前に、他局の立派な脚立がずらっと並んでいました。

一方、私の手元には、電車とバスを乗り継いで運んできた3段の脚立。

他局のカメラマンさんに「それで撮るの？それは無理だよ～～」と言われながらも必死で準備をしていると、撮影のコツを教えてくれたり、場所を譲ってくれたりする方がいるんですね・・・

最終的には、めいっぱい手を伸ばし、なんとか撮ることができました。

↑ある現場。一番左の水色がテレ東の脚立。この脚立といろいろな場所に行ったので、他局のカメラマンさんに「脚立の子」と顔を覚えてもらえました。

やっちまっても、何も言わずに助けてくれる先輩たち

Q3．自分史上最悪のやっちまった仕事、もしくは、自分史上最高の忘れられない仕事は何ですか？

本当に「やっちまった仕事」は、たくさんの人に迷惑をかけたのでここでは書けないんですが…

営業時代、バタバタな毎日を過ごしていた1・2年目の時期にやっちまい、夜まで残業、翌日も休日出勤をしないといけなくなったことがありました。

金曜日の夜、半ベソをかきながら残業をしていたら…一度会社を出たはずの当時の上司が「やり忘れていた仕事がある」と言ってデスクに戻ってきました。

さらに翌日土曜日に出社すると、「会社の近くに用事があったから」という別の先輩が…

みなさん言わなかったけれど、きっと気にかけてくださって来てくれたのだなぁと…申し訳ないような、心強いような、ほんとにありがとうございますの気持ちでいっぱいで泣きそうになりました。

私もそんな先輩になりたいと思いつつ、まだまだ助けてもらってばかりの毎日です。

↑営業局では番組のCM枠が完売したら、こんな張り紙を出すことも。

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