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目指すはアナウンサー界の◯◯王!|テレ東「中の人」ファイル

今回は、われらが狩野アナが登場します。「テレビ東京が好き!大好き!」と言われたい、テレ東ファンプロジェクトチームがお届けする「中の人」ファイル。
いつも元気で太陽のような狩野アナ、伊藤Pの作った社歌に曲をつけてって、リクエスト来てますよ〜。(詳しくは、伊藤Pのページ、コメント欄を読んでみてください!)

では狩野アナ、よろしくお願いします!

File.10 狩野恵里(30代)
所属:総合編成局 アナウンス部
仕事内容:モータースポーツ、競輪、スポーツニュース、モヤモヤ歩き番組、報道帯番組・・・などなどこれまで担当。現在は、平日11:13~「昼サテ」というマーケット番組を担当しています。

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ひねくれ屋さんが多い・・・?


Q1.テレ東のどんなところが好きですか?

ずばり「人」です。

「人とは違った」ことが好きな、ひねくれ・・いや、ユニークな人が多いこと。そのユニークさを「個性」ととり、それを活かし尊重しあう風習があること。

当時、アナウンサーが馬車と全力で競争
アナウンサーがストッキングで相撲
アナウンサーがタレントさんと入浴(着衣)
アナウンサーが人前でシャンプーなど
他局では観たことのないようなことも、むしろ当時の部長からは「おれが責任とるから、どんどん暴れてこい!」と。

モヤさま放送後、エレベーターで色んな部署の社員に会うたびに「次回は何をしでかすんだ」や「俺もあのシャンプー派だ」など、ニコニコしながら話しかけられたりと、なんて懐の深い会社だと感じました。

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↑この服で、さまぁ~ずさんと何度も一緒にお風呂に入りました。


ちなみに今まで視聴者の方から言われて一番うれしかった言葉は

「モヤさまを見て、テレ東がなぜ狩野さんをとったかわかった。モヤさまを見て、他局がなぜ狩野さんをとらなかったかわかった」

これ以上のない、誉め言葉、です。


テレ東の好きなところ2つ目は、こんなにも真剣に叱ってくれる人がいる会社も珍しいのではないか・・と。

入社2年目、深夜のスポーツニュース、ネオスポーツ担当時。

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↑2010年頃

ナイターが追い込み、ほぼぶっつけ本番で野球の原稿を読むことになりました。極度の緊張と浅知恵からか、一度つっかえてしまったあとは、もうテンヤワンヤ。映像とナレーションがずれてしまい、結局内容が全く伝わらないハチャメチャなニュースとなってしまいました。

放送後の反省会で、プロデューサーから

「狩野。記者たちは、原稿に心血注いでいる。この何分かのニュースのために、一日中取材し、すべてをかけているのだ。そういう気持ちでニュースを読んでいるか?仕事に対して甘すぎる。もっと真剣に取り組みなさい。」

と、大勢の前で、静かに、しかし猛烈にまっすぐな言葉で諭され、もう自分が恥ずかしくて、情けなくて、何もできずただうつむいて反省をしていたらプロデューサーがやってきてこう言いました。

「よし、狩野。飲み行くぞ。」

その日いたメンバー全員で夜の神谷町へ出掛けました。

ベルギービールを飲みながら、私はひたすら申し訳なかったと泣き、周りは笑い、「これからだ。次だ次。」と励ましてくれたその言葉にまた泣き、自分のおかれている環境にただただ感謝しました。テレ東は、そんな、人たちがいる会社です。


ほぼ、2分の1です!

Q2.「これって、テレ東っぽい!」と感じた“テレ東あるある”エピソードを教えてください!

・社員数は他局のほぼ1/2 
・ロケ人数も他局のほぼ1/2 (他局8、9人 うち3、4人)
・選挙番組でも政治家プロフィールをいじっちゃう(愛のあるいじりです)
・勇者ドラマで出てくるスライムは段ボール
・ひとつ前の社屋の楽屋には窓がなく、テレビもなかった

うーーむ、あまりコレ!!という面白いものがなくて恐縮です。


目指すは、アナウンサー界の◯◯王!

Q3.自分史上最悪のやっちまった仕事、もしくは、自分史上最高の忘れられない仕事は何ですか?

恥ずかしながら、言い間違え読み間違えはごまんと・・・いやさんまんぐらいあり、今後のキャリアに傷がつきそうなのでここでは少ししかご紹介しません。

例えば、初めての中継、隅田川花火大会。
新人の登竜門のヘリコプター中継の意気込みを聞かれ

「花火を見下ろすのははじめてなので」→○
「花火を見下すのははじめてなので」→✕と言い間違えたり、

役者さんインタビューでとっさに出たカンペ 「殺陣 について」
「では次は”さつじん”について…」→✕と読み間違えて大目玉をくらったこともありました。
(その後、自戒の意味も込めて歴史ものを読み漁り、猛勉強。今や新選組の大ファン、推しは、斎藤一です)


と、、、このあたりにしておきましょう。


色々ありましたが入社して13年、やはり一番の黒歴史は、遅刻事件です。

あれは、早朝番組 モーニングサテライト、通称 モーサテを担当していた時のこと。朝5時45分からの生放送で、会社に入る時間は朝3時30分。いつも3時頃起きていました。モーサテ前日はいつも緊張しながらベッドに入り、必ずアラームをかけて寝るのを習慣づけていました。

しかしあの日は、お昼過ぎに帰宅後、明日もモーサテだし少し仮眠をとってから諸々準備しようと軽い気持ちでうたた寝したつもりが、目が覚めたら、5時過ぎ。

なんだ数時間しか寝ていなかったのかと思った次の瞬間。
うむ、何か、嫌な予感が

フと外を見るとあたりは静か。

これは夕方にしては静かすぎる。
まさか。まさか。まさか。まさか。
いや、そんなまさか。


そうです。時刻は翌朝の5時過ぎ、12時間以上寝てしまっていたのでした。

アラームをかけ忘れた。
タクシーも呼んでいない。
メイクも落としておらず、もはやちょっと乾燥しているけれど10数時間前のそのまま。

急いで会社へ電話し、タクシーに飛び乗り着いたのがオンエア15分ほど前。大御所タレントさんだって、こんなギリギリに入ることはありません。

衣装も自前、メイクもそのまま、髪だけとかして、なんとか生放送に出演しました。

朝の番組はみな大忙しで、狩野が出社していないことにさえ気付いておらず、オンエア終わった後に上司に叱られました。

あの、背筋が凍るような思いはもう、二度としたくありません・・・。

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↑やってしまったあああああああ・・・・時の顔。30年ほど前・・・の写真


そんなこんなで、酸いも甘いも経験しながら、テレ東という豊かな土壌でのびのびと育ててもらっています。

少し奔放に育ちすぎた感はありますが、どうぞ皆様、これからも「他とは違うテレ東」をどうぞ、ご贔屓ください!私もアナウンサー界の破壊王目指してこれからも頑張ります。

最後に。伊藤Pからのリクエストにお答えします!

 いいいい伊藤P!
 ままままさかの大江さんからのご指名!!
 実は曲をつけたらどんな風になるかなと
 一人で妄想していたところでした。
 でも伊藤P、
 歌詞が長すぎます。
 思いが重すぎます。
 長すぎるので、しばらく時間をください。
 モヤさま20周年あたりで披露します!


狩野アナに聞きたいこと、ありませんか?

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テレ東で働く個性豊かな「中の人」たち

File.1 縄谷太郎:見た目は怖いがとっても優しいリーダー
File.2 伊藤隆行:モヤモヤな伊藤P 続きもあります!
File.3 佐藤杏:職場で踊る伝説の女子
File.4 明坂真太郎:日々、胃が痛いマーケター
File.5 湯面由香里:いつも笑顔の「音のプロ」
File.6 松丸友紀:プロデューサーもやってるアナウンサー
File.7 今田智仁:ナナナパーカーを愛する動画配信担当
File.8 真船佳奈:漫画家でもある編成マン
File.9 遠藤哲二郎:テレ東の秘部を作った男


みんなにも読んでほしいですか?

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