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アナウンサーの枠を超えて番組を企画したい|テレ東「中の人」ファイル

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File.46 池谷実悠(年齢:20代)
所属:総合編成局アナウンス部
仕事内容:「よじごじDays」、「トレたま」、「ワタシが日本に住む理由」を担当。


サザエさんスタイルで面接に挑みました!

Q1.「これって、テレ東っぽい!」と感じた“テレ東あるある”エピソードを教えてください!

テレ東の採用試験を受けたときのことです。

アナウンサーの採用試験というのは、カメラテストがあるため自分がどのように他人から見られるのか、見た目のセルフプロデュースも重要です。

就活仲間の中には、白のスーツを着たり、前髪を何度もチェックしたり、一番驚いたのは、局によってメイクを変えたりする子がいたことです。

もちろん私も、いろいろ考え、こだわりの髪型で試験を受けました。

それがこちら・・・・・・

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はい。サザエさんです。

今でも同期の二人にいじられるのですが、実はある面接官の「おでこを出したほうがいい」というアドバイスを取り入れた渾心のヘアスタイルでした。

自分では大満足の出来栄えでしたが、あとから聞いた話では、他の就活生は衝撃的な髪型に唖然としていたそうです。

ふざけているのかと思った、とさえ言われました。

アナウンス部の先輩方もこの髪型のイメージが強く残っているようで、今でも「採用試験の時は謎の髪型で来てたよね」と言われます。

当時は大真面目に髪を結っていましたが、今思い返すと、一か八かのヘアスタイルだったなと自分自身にゾッとします・・・

先輩曰く「謎の髪型」で面接を受けた私を採用した弊社には、とてつもなく懐の深い会社だと感謝していますし、その懐の深さがテレ東らしさを生み出しているのではないかなとも感じています。


歴史バラエティを企画したい

Q2.テレ東だからこそできる!テレ東で挑戦したいことはありますか?

テレビ東京は、先程も書いた通り、個性を受け入れてくれる会社です。

だからこそ、その個性を活かせるような仕事をさせていただけるのだと思います。

私は、小学生の頃から歴史好きで、大学でも史學專攻でした。

特に、沖縄戦で亡くした曽祖父の影響もあり、太平洋戦争のことに興味を持っていて、全国の史料舘をめぐって、学んだことをノートに書き留めるという趣味がありました。

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そのことをアナウンス部の先輩に話したところ、「それ、絶対仕事に活かせるよ!それはあなたの個性なんだから、どんどん出していこうよ!」と、背中を押してくださり、入社前から夢に見ていた終戦記念日の報道特番「池上彰の戦争を考えるSP」に出演させていただくことができました。

アナウンサーとしてまだまだ未熟なわたしが、口に出すのもおこがましいと思っていた、密かに願っていた夢が、入社2年目で叶うことになり、先輩には本当に感謝の気持ちでいっぱいです!

背中を押してくださった先輩に直ぐに電話で伝えたところ、泣きながら喜んでくれました。

私もそんな先輩の温かさに涙が止まらず、二人で泣き笑いしながら喜びました。

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その他にも、学生時代ビールの賣り子をやっていたという経験から、野球関係のバラエティに関わらせていただいたり、嬉しいことばかりです。

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テレビ東京は他のテレビ局に比べて人数がかなり少ないのですが、その分若手でもチャンスがたくさんある会社だと感じています。

今回の番組出演は一人ひとりの個性や、特技をじっくりみてくれるこの会社だからでこそ挑戦させていただけたことだと思います。

チャンスがたくさんあるテレ東は、なんと・・・企画書を部署を問わず、誰でも提出することができます。

今はアナウンサーとして一人前になるという目標のために日々邁進していますが、いつか、自分の企画した歴史バラエティや報道ドキュメンタリーが、実現したら嬉しいな・・・・なんて、図々しくも考えています。


黙っていても、喋っても、放送事故

Q3.自分史上最悪のやっちまった仕事、もしくは、自分史上最高の忘れられない仕事は何ですか?

失敗した経験は、まだ入社して2年もたっていませんが数え切れないほどあります。

1番恥ずかしかった失敗は、新人研修でのことです。

「よじごじDays」の生放送を意識して、決められた時間内でお菓子の食リポをするというものでした。

食べることは大好きなので、実は自信があったのですが・・・・いざはじまると、全く言葉が出てきませんでした。

「あと30秒もあるのに言うことがない!でも黙っていたら放送事故だ!」と思い、ひねり出した言葉が・・・

「お菓子の甘じょっぱい粉がついた指をなめるのも、最高ですよね♪」です・・・

同期は口をポカーンと開けていました。

先輩は笑ってくださいましたが、そのあと一言、「そんなこと生放送で言ったら、放送事故だよ。」と言われてしまいました。

黙っていても、喋っても、放送事故でした。

焦っている時というのは普段は隠しているその人の本質が見えてしまうものですよね。

アナウンサーとして以前に、人間として今までの生き方を見直した失敗でした・・・

他にも失敗した経験は数多くありますが、その度に先輩の温かさに感謝し、同期の優しさに励まされています。

いつかは成功体験が失敗体験を上回るよう、一生懸命取り組んでおります!!


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