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ファンの方々と交流するのが楽しい!|テレ東「中の人」ファイル

あけましておめでとうございます!昨年はお世話になりました。今年もテレビ東京を、どうぞよろしくお願いいたします★

さて、新年一発目の「中の人」ファイル・・・ファンプロジェクトの立ち上げメンバー、ちょうさんです!みんなに慕われているちょうさんの熱量に惹き込まれて、ファンプロジェクトはいいチームワークが生まれています。報道局時代には忘れられない作品を取材・製作されたのですね?

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File.41 曺絹袖(ちょうきょんす)(年齢:40代)
所属:テレビ東京総合編成局マーケティング部
仕事内容:テレビ東京のコンテンツを少しでも多くの方に届けて楽しんでもらいたい!と、あらゆるデータを用いて分析、制作現場にフィードバックする仕事です。制作者にとっていい結果がいつも出るわけではないので心苦しいこともたくさんありますが、現場のみなさんと協力しながら仕事を進めています。
2年前までは18年間、報道局に所属していました。司法クラブ(裁判や東京地検特捜部担当)や厚労省、都庁などの担当記者のほか、ニュース番組やドキュメンタリー番組のディレクターやデスクを務めていました。
報道の仕事も大好きでしたが、今のマーケティング部の仕事もとても面白い!1年ほど前にはメンバーの1人としてテレ東ファンプロジェクトを立ち上げ、ファンの皆さんと日々交流できるのがとっても楽しいです。冒頭の写真は、テレビ東京で初めて開催したファンミーティングの時。参加してくれたファンの皆さんに記念のマグカップを作ってプレゼントしました。


追い込まれても楽しめる人たちがたくさん!

Q1.テレ東のどんなところが好きですか?

働いている人が、みんないい人なところ。

そして、そのみんなの仲がいいところ。

いつもお金もスタッフの数も足りなくて、どの現場にいっても他局の人数の多さに圧倒されるテレビ東京で、唯一といってもいい財産が「ヒト」だと思います。

報道の現場にいたころ、災害や事件・事故などの取材でいろんな地方に取材に行かせていただきました。

ネットワーク局が6局しかないので、どの現場に行っても基本的にはアウェー。

土地勘もないし、知り合いもいないし、取材先の方たちも全員が初めましてだし。

入社してまだ2年目のころ、災害の取材で東北地方の役場に行った時のこと、初めて入った建物で取材できる部署がどこにあるのかが知りたくて周りの人に声かけたら、聞く人聞く人が全部〇HKの記者だった衝撃は忘れられません。

テレビ東京からは、当然わたし1人。

現地のタクシーの運転手さんや取材に伺った商店のおかみさんなど、みなさんのお力をたくさん借りて、なんとか取材を終えることができました。

そんなテレ東なので、入社すると「人数が他のキー局の半分しかいないんだから、少なくとも2倍働くんだ!」と教え込まれます。

その教育のたまもの?か、先輩も後輩も、逆境に強くて追い込まれれば追い込まれるほどやる気を見せる人がたくさんいます。

背負っているハンデを楽しめる人もたくさんいます。

ただ、2倍働けと言われたとて、長く一生懸命働くというよりも、知恵をフルに使って結果を出すタイプが多い気がします。

そして、ちょっと、いや、かなりの変人も本当にたくさん。

でも、全体で見るとうまくバランスが取れている奇跡みたいな組織だと思います。

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↑入社以来15年以上を過ごした、神谷町にある旧社屋の報道フロア。
本当にごちゃごちゃしていて、狭くて、使い勝手が悪くて、それでも毎日生放送を送り出していました。
2016年秋に六本木一丁目のピカピカのビルに移転したけど、なんだか今でも分不相応な感じがします。


身近な存在になれますように・・・

Q2.テレ東だからこそできる!テレ東で挑戦したいことはありますか?

視聴者に一番近いテレビ局でありたい!と思っています。

いまからちょうど1年ほど前、2019年12月に先輩と一緒にテレ東ファンプロジェクトを旗上げしました。

先輩2人と雑談していたら、たまたま考えている方向性が同じたったことがわかり、「一緒にやりましょう!」と。

そして、経営陣へのプレゼンを経て、テレ東ファンプロジェクト「Fan More Fun」が正式に発足したのです。

ファンプロジェクトが目指すのは、ファンの方々にテレ東をもっと知ってもらって、もっともっと楽しんでもらって、もっともっともっと好きになってもらうこと。

そのために、オンエアだけではお見せできないテレ東の中身や裏側、制作者の素顔なんかをこのnoteやTwitterアカウント「あつまれ テレ東ファン@tvtokyo_fan」で発信したり、ファンWEEKやファンミーティングなどのイベントを企画、運営したりしています。

ファンの皆さんに、少しでも楽しんでいただけているといいのですが…

よりみなさんにとって身近な存在になれますように、これからも、テレ東のプチ情報やちょっと得した気持ちになる話をたくさんお伝えしていきたいと思っています!

知りたいことがあれば、「#テレ東ファン」でつぶやいてください。

私たちが全力で取材して、お答えしますので!

ファンプロジェクトは、各部署から手を挙げて集まった有志のメンバー10数名で構成されています。

そのうち何人かはこれまでのファンイベントで顔出ししているので、みなさんもご存じかもしれません。

また、一部のメンバーは「中の人」ファイルで自己紹介済みですので、ここに載せておきますね。

▼リーダーは、見た目はこんなにこわいのに(笑)ほんとに優しいナワさん

▼ファンイベントではMCまでやっちゃう杏ちゃん

▼イベントで使うzoomの操作はお任せアケサカさん

▼いつも穏やかなお祭り大好き男イマダさん

▼手書きナナナを書きまくるオオサワ画伯

▼ともにファンプロジェクト立ち上げた先輩の1人ムツミさん

▼技術関係を一手に取り仕切るユウさん

▼ファンイベントの宣伝もしてくれちゃうユカさん

そしてもうお気づきかと思いますが、ファンプロジェクトの予算も潤沢ではありません。

なのでファンイベントなんかも、本当に手作り感満載でお届けしています!

テレ東初のファンミーティングは本社11階にある社員食堂で行いました。

もちろん招待状も、飾り付けも手書き・手作り…

また、社食でみなさんにお会いできる日を楽しみにしています。

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密着取材が映画に!「和ちゃんとオレ」

Q3.自分史上最悪のやっちまった仕事、もしくは、自分史上最高の忘れられない仕事は何ですか?

厚生労働省の担当記者をしていた2008年ごろ、ある1人の男性を取材しました。

50代、岡山県内で母親と借家暮らし、介護の必要な母のために仕事をやめて在宅介護中で、母親の年金で2人の生活を賄っていました。

かつては「嫁」が担うことが多かった介護ですが、1人っ子の増加や晩婚化、女性の社会進出などもあり、「息子」が担う機会が増えてきました。

1人で担う介護は女性でも相当大変なもの、さらに家事や育児の経験がゼロという男性の介護ではトラブルが多く報告されていました。

私はそうした「息子介護」の現状を伝えたいとその男性に取材をお願いし、そこから約4年ほど密着取材をさせていただきました。

その取材をまとめたのが、2本のドキュメンタリー番組と、1本の映画「和ちゃんとオレ」です。

私にとって、決して忘れることのできない作品です。

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↑初めて手に取った自分の映画のチケットと初めての舞台挨拶。
テレビと違って、観客の反応をすぐそばで感じられる映画は新鮮でした。

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↑一緒に映画を製作した編集担当の女性と男性カメラマン。大切な仲間です。
このとき私が腰につけているのは抱っこ紐。映画が完成したのは出産の2週間前、舞台挨拶は子供が3か月のころということで、どこに行くにも子供を引き連れての参加でした。

夜中に何度も起きては母の様子を確認、おむつをかえて、また仮眠する。

そんな過酷な生活の中で取材を受けてくださった野田明宏さん

実は、ドキュメンタリーの撮影中にお母さまを亡くされ、野田さんにそのことを伝えたのは私、それをカメラマンが撮影していたというご縁がありました。

映画ではそのシーンも含めて全てを公開させていただいています。

野田さんをはじめ、取材に協力いただいたみなさんには感謝しかありません。

野田さんは現在、ご自分の経験を生かしてケアワークフォトライター(介護シーンの撮影と執筆)として活躍されています。

↑「和ちゃんとオレ」、予告編だけ残っていました…


これまでに登場した「中の人」たち

あの有名Pやアナウンサーから裏方のスタッフまで、おもしろエピソード書いてくれています。マガジンにまとめていますので、ぜひチェックしてみてください!

「中の人」に聞いてみたいこと、ありませんか?

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テレビ東京ファンプロジェクトの最新情報は、コチラのマガジンで発信しています。番組の裏話も満載!ぜひ、フォローしてください。


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