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軍人に囲まれた!?緊迫の中継|テレ東「中の人」ファイル

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File.29 佐藤 雄一郎(年齢:40代)
所属:総合編成局マーケティング部
仕事内容:放送と配信における視聴データを通して、視聴者像の見える化とコンテンツ提供施策に提案を行う。


高校生が突然質問しても答えてくれる!

Q1.テレ東のどんなところが好きですか?

小・中・高校と放送委員会や放送部に所属して校内放送に関わることを楽しんできました。

高校生の頃に放送部でコンテストに出す作品を作成する中で、音の取り方、合わせ方で表情が全く変わってしまうことに驚きました。

そして、現場で自分が感じたことをより多くの人にも伝えたい音でしっかりと伝えられるようになりたいと考えるようになりました。

通っていた高校では3年次に理系・文系と選択することになります。

音声として仕事をするには、理系?芸術学部のような文系?・・・分からないまま大学受験をするわけにはいかないので、高2の秋に新聞のテレビ欄に書いてある番号に電話をかけて聞いてみました。

さて、高校生の疑問にテレビ局は答えてくれるのか・・・。

答えてくれました、テレビ東京!!

「電気工学を勉強してきてください」って。

私は理系に進むことを決め、電気工学科に進学し、今ここにいます。(音声をやったことはないですが・・・)

就職に関係ない高校生の小さな質問にも律義に対応してくれる人がいるこの会社、好きです。


先輩たちの育てるチカラ

Q2.いろいろ足りないテレ東だけど、こんなプチ自慢あります!

入社1年目の時に、他社との打ち合わせに同席させていただき、議事録を作成する業務を担当することになりました。

当日中に関係者に送付するために、仕事も用語も理解が進んでいない中でも決まったこと、課題などを何とかまとめようと取り組んでいました。

書き上げた際には、定時を大幅に過ぎていました。周りの先輩方はまだ仕事をしています。

皆さん大変なんだな、と思ったら・・・

「よーし、帰ろう!」

私が議事録を完成させるまで待ってくださっていたことに気が付きました。

優しい先輩方にご迷惑をお掛けし申し訳ないとともに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

育つ環境を自然と用意してくれる人たちが集まっています。


軍人に囲まれた!?ヨルダンでの中継

Q3.自分史上最悪のやっちまった仕事、もしくは、自分史上最高の忘れられない仕事は何ですか?

報道局の技術部門に所属していた際には、事件・事故の起こった場所から生中継により現場で起きていることをお伝えする仕事をしていました。

テレビ東京の放送エリアは関東ですが、系列局でもカバーされていないエリアで起きたことは、テレビ東京が現場に出向いて対応しています。

・・とはいえ、基本的には日本国内での話。


池上彰さんの報道特番の話が聞こえてきたときに、私の認識がひっくり返りました。

「ヨルダンに行ってくれ」

放送はその週の日曜日で、準備できる期間も短く、そもそも機材の持ち込みができるかも分からない。

どうしよう、機材を取り上げられてしまったら、入国を認められなかったら・・・と悩んでいました。

当時、シリアの情勢は悪化の一途をたどっており、隣国の1つであるヨルダンに難民が逃げている状況でした。

コトは中東で起きており、番組全体で今起きている問題を伝えようとしている中、重要な中継を落としてしまうわけにはいかない。

大量のバッテリー、ケーブル、カメラ、簡易伝送装置など普通の観光目的では持っていないだろう持ち物を持ち込むため、「機材を取り上げられても責任を問わないで」と上長に言いながら、対応することになりました。

一緒に現地に向かうのはディレクターを務める先輩お一人。

放送日の2日前に日本を発ち、ヨルダンの首都アンマンで現地コーディネーターと合流し、取材先である国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の現地オフィスである砂漠の中の難民キャンプへ。

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周辺で中継する場所を確認しながら機材テストを実施しましたが、現地調達をした機材がうまく設定できずテレビ東京につながりません。

途方に暮れました・・この中継では、UNHCRの責任者の方とNPOの方に出演していただく予定でした。

UNHCRの事務所でインタビューを行う際に、中継ができないかもとお伝えしたら、なんと事務所のインターネット用wifiに繋がせていただけることに!!

テレビ東京との中継テストも無事完了し、翌日の中継を待つのみとなりました。


放送当日、現地に出向き機材の設置からテレビ東京への接続、テレビ東京とつないでの事前リハーサルなどを2人で取り組みいざ生放送へ!!

出演者の方にマイクやテレビ東京からの呼びかけが聞こえるようにイヤホンを付けていただくなど、私はずっとカメラの周りで作業をしていました。

気が付けば我々の中継時間になり、2人の出演者の方々に交代でお話しいただき、あっという間に我々の担当部分が終わりました。

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無事生中継を終えることができ、安心してディレクターの方へ振り返ると・・・カーキ色の服を着た人たちに囲まれていました。えっ!!

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なんと、カメラを設置した場所にちょっと問題があるということで現地の軍人がクレームをつけてきていたそうです。

しかし、現地コーディネーターとディレクターが中継が終わるまで何とか待ってもらっていたとのこと。

そんなことが起きているとは全く知らず、中継業務に集中させていただいていました。先輩、ありがとうございます!!

現地に行って初めてわかることがあります。しかし、誰もが現地に行けるわけではありません。

だからこそ、伝える仕事は重要だと思っています。

そして、みんなの力を合わせ、伝えることに携わることができたこの仕事は忘れられません。辛かったけど、超楽しかった〜!



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